CBDも1成分ですので、一緒に食べると効果や吸収効率を高めてくれる相性の良い食べ物があります。
この記事では、CBDと様々な食事の選択の関係を探ります。 CBDの摂取効率・効果を最大化したい方はぜひご覧ください。
CBDとバイオアベイラビリティ
バイオアベイラビリティとは「生体利用率」のことで、ある成分が全身に循環する割合のことを指します。
CBDはどの食品と一緒に摂取するかで大きく効果が変わってきます。
せっかく摂るなら最大限体に成分を行き渡らせたいですよね。
他にも生活習慣や、体質等の要因もありますが、まず手軽に改善できる食品について以降で紹介していきます。
CBDを使用する際に摂取するとよい食品
高脂肪食
CBDのバイオアベイラビリティが低いのは、脂溶性物質であるため、血流に系統的に循環する前に酵素で分解される部分が多いためです。
全卵、ココナッツ、油、肉類、イワシ、サケ、サバ、マス、ニシンなどの魚類など、乳化した脂肪を含む食品は吸収効率を高めてくれます。
ピーナッツバター、アボカド、全脂肪ヨーグルトを朝食に取り入れるのもよいでしょう。 アーモンドやクルミのような、植物性タンパク質と脂肪分を含むヘルシーなナッツ類も、メニューに取り入れてみてください。
テルペン類が豊富な食品
テルペンはCBDが持つ効果を相乗的に高めてくれます。これをアントラージュ効果と呼びます。
テルペンは身の回りにも多く見られる成分です。ピネンは松の実に、ミルセンはタイムやレモングラスに、リモネンはオレンジやライム、グレープフルーツに、カリオフィレンは柑橘類やコショウ、ローズマリーに含まれています。
焼き菓子
CBDは油に溶ける性質がありますので、バターを多く使用する焼き菓子類とは相性が良いです。
クッキー、パン、ブラウニー、マフィンなどを焼くことができるなら、CBDオイルやパウダーを他の湿った材料と一緒に生地や生地に混ぜたりすることもできますよね。
CBDを摂取する際の健康的な食生活の重要性
CBDと他の栄養素を吸収する体の能力を高めるためには、健康的な食生活の維持も重要です。 つまり、果物、野菜、全粒穀物を摂り、水分補給をすることです。 理由については以降にて紹介していきます。
吸収の最適化
栄養密度の高い食品は、効率的な代謝と細胞への取り込みを確実にするために必要な機能を体に備えます。
この機能が備わっていることで、 CBDは血流に効果的に吸収され、全身に行き渡ります。
ECS機能のサポート
ECSの合成とシグナル伝達に必要な栄養素を供給し、全体的な健康維持に貢献します。 例えば、果物や野菜から摂れる抗酸化物質は、酸化ストレスを軽減することでECSのサポートに役立ちます。
長い目で見れば、ECSシステムが効果的に機能するということは、CBDとの相互作用によって生理学的プロセスが強化されることに繋がります。
腸の健康の促進
腸内細菌叢は消化と栄養吸収に不可欠な役割を果たしています。
食物繊維、果物、野菜、発酵食品が豊富な健康的な食事は、腸内の有益な細菌の増殖を安定的に行う手助けとなります。
総合的なウェルビーイングを高める
バランスの取れた食生活は、身体的な健康だけでなく、総合的なウェルビーイングにとっても重要です。
CBDは身体的な改善に加えて、精神面での利用価値もありますので、心身ともに整えるために地盤づくりも心がけましょう。
CBDを取り入れたレシピと食事のアイデア
CBDを普段の食事に取り入れるおすすめの組み合わせを紹介いたします。
スムージーとジュース
CBDオイルをスムージーに混ぜたり、CBD成分を搾りたてのジュースに混ぜれば、手軽に普段の生活に取り入れることができます。
パスタや穀物料理
茹でたパスタや米、その他の穀物にCBDオイルを加え、スパイスや野菜と一緒に食べると、風味豊かで満足感のある食事になります。 パスタを主菜にする場合でも副菜にする場合でも、CBDをペーストに混ぜると、熱をあまり加えることなくCBDの効能を最大限に維持したまま、パスタをより美味しく食べることができます。
サラダドレッシングとソース
CBDオイルをオリーブオイルやビネガー、その他の材料と混ぜて、風味豊かなサラダドレッシングを作ることもおすすめです。
野菜や、お肉、魚等にCBD入りの特製ソースをかけて楽しみましょう。
朝食シリアル
朝食用シリアルには、ビタミンやミネラルが添加されていることが多く、毎日の健康増進にとても便利です。
朝の習慣にCBDをプラスオンすることで無理なく生活改善を行うことができますね。
食べ物でCBDの効果を最大限に引き出す方法
バランスのとれた食事から始めましょう。
CBDオイルをレシピに加えたり、単純に生活に取り入れる前に、バランスの良い食事を心がけましょう。
つまり野菜、果物、全粒穀物、タンパク質をたくさん摂ることですね。
自分にあったタイミングを探す
1日の始まりに摂取したほうが効果を感じる方や1日の終わりに使用したほうがリラックスして翌日を迎えることができる方、等
お困りの健康課題ごとに合ったタイミングを探していきましょう。
もちろん体質や生活リズムにも影響されますのでタイミング・量・摂取方法等自分にあった方法の模索が重要となります。
詳しくは「CBDは空腹時に摂取して大丈夫?最適なタイミングを解説」を参考ください。
まとめ
CBDの効果を高めるためにはタイミングや、一緒に食べる食品が重要ということがわかりましたね。
自分の体質と合わせた最大効果を探すとともに、健康的な習慣を確立していきましょう。