CBDは睡眠障害に効果あり?寝る前におすすめの適量を解説

CBDは睡眠に対してさまざまな効果を発揮するといわれています。

本記事ではCBDが睡眠障害に対してどのような可能性があるかと注意点について解説していきます。

目次

ECSとCBD・睡眠の関係性

エンドカンナビノイド・システム(ECS)は、感情、痛み、睡眠など体内のさまざまな機能を調節する重要なシステムです。

身体は日常的に自然にエンドカンナビノイド分子を放出しますが、CBDのようにカンナビノイドを摂取することでもECSに働きかけることができます。

視床下部とカンナビノイド

視床下部は、ECSにおいて重要な役割を果たしています。睡眠の調節に関与し、視床下部にはカンナビノイド受容体が豊富に存在します。

これにより、睡眠と覚醒のサイクルである概日リズムを制御します。概日リズムとは、私たちの体が夜眠り、朝目覚めるのを助ける24時間の周期のことです。

CBDは睡眠にどのように役立つのか?

不眠症

CBDは視床下部と協力してストレスを調節し、不眠症の改善に役立ちます。

ストレスホルモンの過剰活性化を抑制することで、睡眠と覚醒のリズムを均等に保ちます。研究によれば、CBDは不眠症の症状を効果的に減少させる可能性があることもわかっています。

睡眠・覚醒リズム障害

概日リズム障害は、体内時計が環境とずれることで発症します

CBDは、睡眠の質と量を改善し、昼夜のリズムを整える可能性があります。シフト勤務などで睡眠時間がばらばらな人々には特に有効です。

不安の軽減

CBDは不安を軽減し、睡眠前の考え事を鎮める効果があります。

大脳辺縁系にあるエンドカンナビノイド受容体に作用し、不安や不眠を引き起こす働きを抑制します。

むずむず脚症候群(RLS)への効果

CBDはレストレスレッグス症候群(RLS)の治療に役立つ可能性があります。

RLSの症状を軽減する可能性を示した論文も多く示されています。

慢性疼痛の緩和

CBDには痛みを和らげる効果があり、慢性的な痛みを抱える方にとってもおすすめです。

自覚していない炎症作用を抑えたりと、質の高い睡眠を確保するためにも効果的といえます。

CBDを睡眠に用いる際に気をつけるべき点

法的な側面

ご存知の通り、CBDは大麻から精製される成分です。

大麻の中に含まれる、THCが含まれていると違法となります。

信頼できる企業、確かな方法で精製された商品を選ぶようにしましょう。

製品の品質と安全性

新しいCBD製品を購入する際は、出所について徹底的に確認することが重要です。

ちゃんとしたCBD製品には第三者機関による分析証明書(COA)が添付されており、製品の品質と純度が明記されています。

睡眠のためのCBDについてよくある質問

CBDはいつ摂取すべきでしょうか?

結論からいうと人によって適する時間はことなります。

食後や睡眠前等自分に最適な時間を見つけるためにさまざま試してみることをおすすめします。

眠りに落ちるためには、どれくらいのCBDを摂取すべきでしょうか?

300から600ミリグラムのCBDが不安を改善し、眠気を引き起こすことがわかっています。

量についても個人によって適量が異なりますので、まずは少量から徐々に量を増やしていきましょう。

まとめ

CBDはECSに働きかけることで、睡眠障害をはじめとする様々な睡眠の課題を解消する手助けとなります。

生活に取り入れる前には、必ずかかりつけ医に相談し、健康上の懸念や他の薬との相互作用を確認し、少量からはじめていきましょう。

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この記事を書いた人

「CBDの素晴らしさを伝えたい」
・イギリス在住
・スイス発の企業所属
の日本人女性。ヨーロッパでは日常に溶け込むCBD製品を日本でも当たり前なものにするべく役立つ情報を発信していきます!

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