カンナビノール(CBN)は、大麻に含まれるカンナビノイドの一つで、睡眠効果や僅かな向精神作用で人気を集めています。
CBNとは?
CBNは大麻に含まれ、THCが酸素や熱にさらされた後に生まれます。このため、CBNは熱や空気にさらされた熟成した大麻、少し傷んだ大麻などに多く見受けられます。
他のカンナビノイドとは異なり、CBNには穏やかな精神作用があります。
とはいっても違法成分であるTHCに比べるとかなり弱く、「キマる」いうよりは少しふわふわした感覚や眠気がくる程度です。
また、CBNは他のカンナビノイドとは異なる作用の仕方をし、主に免疫系に存在するCB2受容体に働きかける性質があります。
CB2受容体については「エンドカンナビノイドシステム(ECS)とは?CBDが防ぐカンナビノイド欠乏症」をご参考ください。
CBNの4つのメリット:リラックスやチルタイムに
CBNはハイになることなく鎮静剤として機能するため、特に不眠症の人にとってうれしい成分となります。
CBNに関する研究によると、THCやCBDとは違う効果があることがわかっています。
鎮静作用
CBNには穏やかな鎮静作用があり、眠気を誘う効果があるとされています。
欧米での研究によると、種類によってはCBNは痛みを最大50%軽減することができ、慢性的な痛みや病気に苦しむ人々にとって魅力的な選択肢となりえると記されています。
抗菌作用
初期の研究によると、CBNには強力な抗菌作用があり、細菌感染を撃退し、健康全般を改善するのに役立つ可能性があると示唆されています。
睡眠補助
鎮静剤として働き、心身のリラックス作用に加え、快適な睡眠環境を整える作用があります。
多くのCBN好きはこの特徴に魅了されていますね。
抗炎症作用
体内の炎症を抑えることでも睡眠の質を向上してくれます。
食欲増進
食欲を増進効果も発見されており、はがんやエイズに関連した消耗型の病を患っている人々への活用も期待されています。
CBNでハイになったりキマることはあるのか
結論から言うとありません。THC(テトラヒドロカンナビノール)はマリファナの有効成分で、精神に作用する「高揚感」をもたらしますが、CBNは精神に作用することはないからです。
ご利用の際は適量を守り、少量ずつ試していくことをおすすめします。
CBDとCBNの違いは?
CBDとCBNは、どちらも大麻由来の成分です。共通の性質もありますが、いくつか大きく違う点があります。
身体効果
CBDは、炎症を抑えたり、不安やうつ病への活用など、長期的な治療効果について研究されています。
一方、CBNは鎮痛剤や抗炎症剤として使用が注目されることが多いです。
作用の仕方
CBNはまた、脳内の受容体とどのように相互作用するかという点でもCBDとは異なります。
CBDが体内のエンドカンナビノイド系受容体に結合するのに対し、CBNは大麻の精神作用に関連するCB1受容体により強く結合します。
つまり、CBNはCBDよりも「体感効果が高い」という感覚を引き起こしやすいのです。
CBNとTHCの違いは?
言うまでもなくTHCは日本では違法で、CBNは合法です。しかし、THCに似ている部分も多くあります。
THCの10分の1程度の精神作用がある。 痛みの緩和、炎症を抑え、睡眠補助の作用が明らかとなっています。
CBNは他のカンナビノイドとは異なり、CBNは大麻植物から直接得られるものではなく、THCの分解によって生まれる副産物です。
THCは空気と光にさらされると分解され、CBNに変化します。
まとめ
CBNは、鎮痛、抗菌作用、睡眠の質の向上、不安の緩和、食欲増進など、さまざまな健康効果をもたらす可能性を持っています。
CBNを接種することで日々の健康維持に役立てていただければと願っています。
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